ダイノジのBOYS BE・・・何も言えなくて・・・虎@川崎 CLUB CITTA'
「ダイノジの BOYS BE …何も言えなくて…虎」@CLUB CITTA'(2007/09/28)
共演:ダイノジ/ZAZEN BOYS/銀杏BOYZ/SPARTA LOCALS 他
http://music.geocities.jp/dienojiboysbe/
ダイノジ企画のイベント。2月のイベントにも行ったけど、彼らのイベントはライブの合間に芸人さんが出てきたりして「イベント」な感じがものすごい。何よりこの面子がね。好きな人ばかり。楽しみで仕方なかったんだ。スパルタもザゼンもこの間見たライブがすごく良くて期待も胸も高まったし、久々の銀杏がとても楽しみだった。
整理番号かなり遅かったので開演時間近くに行ったのだけど、まだ入場手間取ってすんごい人並んでた。オープニングアクトがキングブラザーズだったのだけど、中入ったら帰っていくところ。とりあえずジンジャーエール(氷多すぎ)飲みながらダイノジDJ。大地さんの世界V2エアギターやったりかなり盛り上がってたわ。
ダイノジさん「イベントやるごとに何度も何度もオファーしてたのだけどタイミングが合わなくて。今日やっと夢が叶った」。最初のライブアクトはスパルタ。ググッと前の方に。このライブすごく良かった。こないだのボラポリローカルズでもいいライブだったんだけど、それ以上良かったなって。『GET UP』からの始まりもとてもいいし。久々聞いた『THE CULB』はやっぱり楽しい。何より『ギャップ』と『CHAOS』やるとは思わなかったので、本当に嬉しかった。対バンイベントでこの曲が聴けるなんて思ってもいなかった。『トウキョウバレリーナ』や『ばかやろう』などのいわゆるフェス向きな曲をセットリストから外しても、なんていうかスパルタの個性が十分に発揮されたしそしてすっごく盛りあがってた。これからのスパルタを期待させるようなライブだった。
- GET UP
- サンク
- バイオレンスサマー
- ゴーストタウン
- THE CULB
- ギャップ
- CHAOS
- POGO
そもそもこの企画は向井さんとダイノジ大谷さんで飲んでたときに「やるか!」ってなったみたいですね。8月のAXでのライブがすごく良くて、わたしやっぱりZAZEN好きなんだなって再確認したライブだったのでとても楽しみ。いきなり「HARD LIQUOR」から始まるもんだから、それはもうニヤニヤが止まらなくて最高だった。後半たたみ掛けるように『COLD BEAT』からの流れは鬼ですね。この日は向井さんのテレキャスターの音がいつもよりもギュンギュンと聴こえてそれはとても格好よかった。音で酔えるのはほんとにすごい。気持ちが良くて仕方なかった。
- HARD LIQUOR
- MABOROSHI IN MY BLOOD
- IKASAMA LOVE
- DARUMA
- NABE&SADA
- I DON'T WANNA BE WITH YOU
- COLD BEAT
- FRIDAY NIGHT
- RIFF MAN
- 合間にダイノジさんや吉本の若手の方のコントが入るんですけど、向井徳次郎さんがまんまあの設定で出てきて、ダイノジさんと一緒のあの虎のトレーナーを・・・!似合いすぎて違和感が無い。逆に可愛いとまで思えてくるくらい。徳次郎さんちょうど(?)大地さんを豚に見立てて即興で歌を歌ったり、コントをしたり最終的に大地さんとエアギターをやってた。いいものを見た。
峯田くんのMCには必ずといっていいほどチヒロちゃん(元彼)が登場する。この日もMCから始まってやっぱり最近のチヒロちゃんの話題だった。とてもいい話だけど悲しい話。たぶんわたしが聞いたチヒロちゃんの話題の中で1番グッと来た話だった。そして『東北新幹線はチヒロちゃんを乗せて』。銀杏BOYZ峯田和伸にしか歌えないラブソングは純粋すぎて痛々しい位。狂気に満ちた荒々しい銀杏BOYZしか知らない人たちには想像もつかないような、甘いキレイなメロディは「君」を思う峯田くんだからこその歌。狂騒とも言えるモッシュにダイブが何度も何度も繰り返されながら続くライブなのに、その散らばった音に声に本当にドキドキする。銀杏のライブを見た後は良かったのに安易に良かったと言えない重い空気があったりするのだけども、この日のライブは素直に良かった!素敵だった!と言えるライブだったな。どうしても12月のワンマンには行きたい。
- 東北新幹線はチヒロちゃんを乗せて
- NO FUTURE NO CRY
- 駆け抜けて性春
- 日本発狂
- あいどんわなだい
- 夜王子と月の姫
- BABY BABY
- 光
- 僕たちは世界を変えることができない