わせだお笑いらいぶ 第1部@早稲田祭2010(11/7)

早稲田K'ライブと言うべきな、ケーダッシュ祭り。今までお笑いのライブ見ても一切のレポが書けない病なので書いてなかったけど、完全に自分メモで書きたくなったのでメモメモ。

  • 矢じるし

最近ちょくちょく見かけるHIPでHOPなブラザーUME-Z(梅津)のご機嫌な「エビバデセイ ホーッ!」な煽りがあんなに声そろえて返ってくるのが本当にすごい・・・あたたかい・・・この会場はあたたかい!コール&レスポンスが成立しちゃうんだから。こういう学園祭の雰囲気にぴったりはまってた。登場前に流れてた紹介映像が、どう考えても古い宣材写真だったので違う人だと思っちゃうね。

  • ねじ

秋田弁再現ネタ。想像道理の展開だけどめちゃくちゃ面白くて、見終わった後友達と「ねじチェックだわね…!」と他のライブに出たら行こうと思った。ハイジの名シーンを秋田弁で再現と、ご存知キセキの秋田弁生熱唱は何度もお代わりしたい。たたみ掛ける展開も上手でほんっとに笑った。

浜ちゃんが登場から飛ばしてスッと会場まるっとつかんだ感じが分かるからすごい。自己紹介がてらの神ちゃん身内ネタでは、仕込みじゃないかってくらい客席と息ぴったりでワンマンライブかと思うほど。
漫才は『ラーメン』。何度もみたことあるネタだけど、今回は時間たっぷりで尺が長くなればなるほど面白くなるんだなー。
下衆の極み!→鬼畜の所行!→鬼達の宴!・・・『鬼達の宴!』!!!3個目のワード『鬼達の宴!』は見事だったな。あの天丼がもっとパワーアップしててすごい。やっぱり好きな漫才師なので進化していくのがみれて嬉しい。

  • オードリー

今年の学園祭はこの早稲田1つだけ。たくさん呼ばれているだろうに、選んだ早稲田には何やら因縁めいたものが・・・
若林「学園祭ってのは久しぶりなんですけども、早稲田と言えば春日がお世話になりましてね。自宅のポストの中身を写メ撮られてmixiにアップされるっていうね。その節はほんとにお世話になりましたっ!」
って冒頭からのぶっこみに会場は沸いたけど、漫才冒頭は客席が漫才を見る姿勢になってたのがすごいな。開始約3分ほど経ての春日氏の第一声「みなさん」で一気に沸いた客席を見て、久々に生漫才見に来たんだなーってじわっと来た。
漫才は『引退セレモニー』今年の頭に見た初期の状態からはだいぶ変わってた。春日氏の20年後の引退セレモニーにオバマからの電報の後に、上原美優をアドリブで持ってきたTのぶっこみよ・・・!落差つけすぎて若林氏に怒られるのを見て、アドリブがガンガン入るのって好きだなあって思う。知ってるネタでも、パワーアップして変化して見るたびに違う表情が見れるのはとても嬉しい。すごく楽しめた。
カスカスダンスは20年経ってるから、指先がピンと伸びて手首がしなやかにカマっぽくスナップが利いてるだけでも面白いのに、2人のカスダンに突入したから爆笑した。春日氏のピンクベストを脱ぐ件がめためたに笑って、ほんっとに楽しかったー。
きちっとフォーマットが決まってるネタも好きだけど、アドリブがんがん入れて1つの形に収めるのってたぶん今の2人だからできる漫才だと思うのよね。わたしはそういう漫才は大好きです。オードリーの漫才は見ててワクワクする。

まさかこういうコーナーがあると思ってなかったので嬉しい。普通のライブみたいだもんな。
オードリーがかなりノリノリで自分達のネタ中にだいぶ押しちゃったみたいでカンペには常に「まいて」って出されたり・・・質問コーナーなのに質問2つだけ。
『相方の好きなところはどこですか?』に答える若林氏の「真面目な所」って答えに、春日さんが拳を振り上げてグーで「コラッ!」殴る真似して顔も作ってるのに
若林「少しもビクッとしなかったんですけど、こんなにビクッとしないことがあるんですね」って。若林の胸にゆっくりいと拳を軽く当てて春日「怪我するといけないからね!」ってやり取りもそれが真面目って皆でワイワイ。

色々な年齢の色んなお客さんが居たけれど、ものすごくいい状況でフラットな感じで漫才見れたのも嬉しい。学園祭でのこういうライブは沢山見てきたけど、今までで一番お客さんみんながすごく楽しみにしてる姿勢がわかったし素晴らしい空間でした。やっぱりライブいいね!最高!