ZAZEN BOYS@SHIBUYA-AX (12/12)

8月のAXワンマン9月のイベントぶり。久しぶりのZAZEN。この1年でわたしはZAZENやっぱり好きなんだなって再確認したのもあってすごく楽しみだった。
毎度最初の数曲ですべてもってかれる。ストレートに音に酔えることってほんとに気持ち良い。
AXの広いステージ上にタイトに集る立ち居地は見るたびに小さくなっていく気がする。あの肩がぶつかるんじゃないか?と思うような立ち居地がすごくドキドキする。そのステージから上がる音の渦。混沌とした音の渦に呑まれる感覚は身震いするほど。
見るたびにアレンジが加わって更に倍!倍!と音が重なって絶妙。かっこいい。そして新鮮。
バッキバキに決まる吉田さんのベースの音はシンプルな音だけどソリッドで、もう十二分に馴染んでいてZAZENの音の要になってた。
終盤吉兼さんが新曲でピコピコいじるサンプラーの調子が悪くてそっちばっかり気になったり(吉兼さんのむくれっぷりにひやひやしたぜー)ヒヤヒヤした場面もあったけど、そういうハプニングもライブだもんね。
まだツアー中だからちょろっとだけ。「開戦前夜」の間奏でのYESの曲よ…!こういうのが嬉しい。
畳み掛けるような流れ。音が押し寄せてくるこの感じ。好きだな。今までのライブよりも緊張感があるように感じた。MCが無かったからそう感じたのかもしれないけど、よりストイックな方向に向いてきてるのかな。
アンコールは1曲だったのがちょいと寂しかったけど、やっぱり大満足でAXを後にしました。もっともっとライブが見たい。