ZAZEN BOYS MATSURI SESSION独演会〜スペシャルゲスト 立川志らく〜@旧渋谷公会堂(9/10)

開演時間が早かったので本当にギリギリに駆け込んだのだけど間に合ってよかった!わたしは勝手にZAZENのライブと志らく師匠の落語が別々に、普通のライブのときみたく片方終わったら次って形かと思ってたので座席にフライヤーと共に準備されてた演目表見てびっくりした。今日の公演の曲順表の最後のに『アソビ VS 落語 立川志らく』って文字を見たのにまったく想像できなくてどんな感じになるのかワクワクした。ステージ上のめくりには“ザゼンボーイズ”の文字にもワクワク。
「本公演はオールシッティング・ライブとなっております。心の高ぶりを抑えきれず思わず立ち上がってしまう方もいらっしゃるでしょうが、今日ばかりは座ってお楽しみください」と曲順表に書かれているにくい演出。広いステージ上でもタイトに纏まった距離感といい、さながら指揮者のようにカウントを打ちメンバーにタイミングを計る向井さんを息を呑んで見つめる。すごい緊張感なのに気持ちがよくて、音がビシッと文字になって見えるみたいだった。
本編最後の『アソビ』の曲中、吉兼さんのビックマンシャカシャカ中にステージ前方に白いスクリーンが下りてきて4人の影が写る。音は鳴り止まずそのまま黒子さんが向井さんの支持で高座を準備して、めくりを“立川志らく”にペロッとめくってスクリーンの中に消えていくと、志らく師匠がビックマンマスカラ振りながら登場。高座に座り深々とお辞儀をしたところで、ぴったり演奏が止まるの所で鳥肌が立った。すごい。
今までわたしは3回だけ落語を見たことあるのだけど、志らく師匠の落語は初めて。時事ネタで笑って、演目『らくだ』で引き込まれて本当にいい経験をしたな。ぐいぐい世界に引き込まれていくのが会場全体から伝わる。こういう場所でこういう形で見れたのも嬉しい。演目が終わるとまた『アソビ』が流れ出すんだからすごい。今回のアンコールはメンバー四人でひとつのマイクを囲み、ジャカジャカ口で言いながら足でバタバタリズム取りながらのセッション!口だけでセッション!エア楽器にボイパ。最後の最後までやられたーーー!

演目表(記載された通りにカタカナで)

  • 一、マツリセッション
  • 二、コールドビート
  • 三、リフマン
  • 四、ホンノウ
  • 五、ウィークエンド
  • 六、ヒミツ・ガールズ・トップ・シークレット
  • 七、ダルマ
  • 八、開戦前夜
  • 九、ザ・シティ・ドリーミング
  • 十、ウォーターフロント
  • 十一、アイ・ドント・ワナ・ビー・ウィズ・ユー
  • 十二、サバク
  • 十三、アソビVS落語

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