ダイナマイト関西2010 fourth@中野サンプラザホール(12/14)

今年は無双含めて、たくさんD関見てきたけどついに2010年を締めくくる最後の試合。場所は中野サンプラザホール!わくわくしない訳が無い。始まる前から緊張でソワソワしちゃった位めちゃんこ楽しみだった。
凄く印象に残ったのは、準決勝の若林 VS 山里戦。本当に凄い試合を見た…。お互い友達だからライバルだからの緊張感。山ちゃんの勝ちたい気迫が開場全部に伝わって、筆も止まらず大喜利の鬼と化して場面に居合わせた嬉しさ。感激した。若林くんも筆が早くてめちゃくちゃのってて本当に良い試合だった。サドンデスのどちらが勝ってもおかしくない、ああいう緊張感はD関ならではで見てて本当にドキドキした。
大喜利のお祭りらしく開会宣言はスチャの3人。過去本戦でアニを見かけたこともあって、スチャはみんなD関好きなんだなって思うとわたしまで嬉しい。
ほんとにトーナメントはどの組も因縁の対決だったり、この2人を初戦で戦わせるなんて…贅沢すぎてもったいないような組み合わせ。

過去成績1勝1敗のまさに因縁の対決。対決前のVTRからバチバチ来てる。この緊張感がD関だわ…。と思った。台詞ネタは真栄田さんそれだけで面白い。お題が変わって明らかに若林君がノッて来てるのがわかった。筆が早いしポイントゲット率も凄い。最後の連打が凄かった若林くんの勝利。

山ちゃんが絶対に当たりたく無かったと直前まで言っていたらしい上田さんとの対決。山ちゃん「絶対に負けたくない…けど負けそうでしょ。負けたくない〜!」山ちゃんが大喜利の鬼になった瞬間を見たよ…。めちゃくちゃ筆が早くて、出す回答出す回答がポイントゲット出きる程の内容。凄い。上田さんもペース乱さずにコンスタントに回答して、それもめちゃくちゃ面白かったけど山ちゃんの筆の早さには及ばずといった感じだった。凄かった・・・。

  • 1回戦第3試合:博多大吉 1-0 笑い飯・西田

この対決面白かったな。煽りVTRにも「中学いけてない芸人」をふんだんに用いた仕上がりに…。そんな共通点のある2人。西田さん「底が見えないから怖い。だって藤色のスーツ着ているんですよ!(博多華丸・大吉の漫才の時のスーツの写真:大吉さんは薄紫の藤色のスーツ着用)」に笑って、大吉さん「パンブーの分も頑張ります」のコメントにグッと来た。お互い毒があるような回答が多かったり、打ち合いの接戦で見所ありまくりで面白かった。

この2人も創設の頃からの因縁の対決。まさかの竹若さん1ポイントも取れずだったけど、竹若さんの回答面白かったけどな。気が付いたらケンコバさんが勝ってました。解説気付いてくれ!って回答もあったな。

玄武側から上の並び順。天真爛漫グループの構成。こう…天性の何か天然的な。綾部氏のトシちゃんダンスが見れたり、池田氏の純粋な回答だけど狂ってたり、ロッシーの天真欄間っぷりが最高だった。RG氏は勝手に歌舞伎界背負った回答も面白かったなあ。自爆点も多かったけど、ぐだぐだした感じが無くて単純に面白かったー!

このタッグマッチ方式わたしは本当に大好きで、無双で見たときに本戦で是非使って欲しいなって思ってたから嬉しかった。大喜利イケメン軍団VS大喜利モンスター軍団!イケメンチームにパーケンが居るよ…!煽りVTRで薔薇をしょったパーケンが…!うっかりイケメンで春日さんがイケメンチームに入るんじゃ…って思ったりしてたのは秘密。モンスター軍団面白かったー!大喜利モンスターの異名そのままの3人。各人回答回ってくるのが楽しみだったなー。伊藤修子さんの回答は相変わらず狂ってて面白かったし、春日さんの雰囲気つくりったらないよ。一瞬にして春日カラーに。そういう空気作りがもの凄くて、本当にそういうスター性というかなんというか流れを完全に自分のものにする流れを持ってる。雰囲気を作ったり、手を挙げるタイミングを会場見て図ったりそういうのがすごくうまい。元々大喜利の実力があるのは他の大会で見てたけど、改めてまさにモンスターだなって。

  • 準決勝:オードリー若林 2-2 南海キャン山里(サドンデス2-1で若林の勝利)

この試合本当に凄かった。若林VS山里戦は凄いうち合いだったな。負けたくない気迫も凄い。山ちゃんは1試合目でも大喜利の鬼が乗り移って筆が早かったけど、この試合の回答を出すスピードったら無い。鬼だった。絶対に負けたくないって気迫に感激すら感じるほど。だけど若林くんも本当に筆が早いんだな。ゴングが鳴ると同時に手を挙げてるくらいのスピード。解説席で見てた木村館長も「こんなに回答数が出る試合は今までのD関の中で一番じゃないでしょか」って。偶然解説席に居合わせた春日さんが「若林くんには負けて欲しくないですね」「あの男は春日が倒しますから」とか言っちゃうんだからな。春日さんが「真栄田さんの仇を打つ」「(真栄田さん)楽屋で悔しそうにしてたんで」とも。お互い友達だから余計に負けたくないって気持ちがあったんだろうなって。サドンデスに持ち込むこういう試合大好きです。

全くタイプの違う2人の対決。お互いが自分の持ち味を存分に出した回答だった。テンポも良くて、もの凄く接戦だったけどケンコバさんの勝利。

勝戦。2010年first優勝者でここ何年か大喜利イベントでは必ず上位に入る若林くんと、D関の最多優勝経験者のケンコバさんの対決。決勝戦はOPと同じ入場からで、若林くんOPの入場の時はほんとに能面過ぎて「緊張してるのかな」とか思ってたけど決勝戦は顔芸したりちょっとリラックスした感じ。コバさんは入場曲終わっちゃうんじゃないかってくらい客席で大暴れしてたな。前半の若林くんのポイントゲットラッシュはほんとに凄くて、このまま行っちゃうんじゃないかって思ってた位。だけどお題が変わってからがコバさん強かった。もっとじっくり見てたかった試合。

試合終わったと同時にコバさんが若林くんに駆け寄って何か話してるのが見えたけど、コバさん『今日は打ち上げ行こうな』って誘ってくれてたみたい。若林くん「優勝したかったですが力およばずでした。このあと数年ぶりに打ち上げに参加しようと思います」って。若林くんのあんな表情なかなかないと思う。悔しかったんじゃないかな。こういう場面で見る彼のああいう顔見ると、応援しがいがあるなって本当に思う。
4時間超えの長丁場だったけどトーナメント含め、サバイバル&タッグマッチも見どころがありまくりで中野サンプラザでの今回のD関は成功だったんだなって思う。決勝が駆け足気味だったのが少し残念だったけど、やっぱり今回行って良かった。小さい会場でもまたたくさんD関見たいなっていうのも思ったし、これから先も応援したいです。